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ラウリル硫酸ナトリウムの役割と安全性|育毛剤の成分解析

更新日:

ラウリル硫酸ナトリウムは多くのシャンプーや歯磨き粉などに入っていますね。

避けるべき成分として有名ですが、育毛剤においても避けるべき成分なのでしょうか?

 

なぜラウリル硫酸ナトリウムが配合されているのか、安全性は確保されているのか、見ていきましょう。

 

ラウリル硫酸ナトリウムとは

陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)のひとつ。

乳化剤・発泡剤・洗浄剤として化粧品シャンプーなどに配合されています。

 

 

効果・役割

ラウリル硫酸ナトリウムの効果・役割

  • 乳化
  • 経皮吸収促進
  • 起泡
  • 洗浄

乳化

水と油の物質を混ぜ合わせる作用です。

乳化剤にも特性があるため、混ぜ合わせる物質にとって最適になるように、いくつかの乳化剤を組み合わせて使います。

 

経皮吸収促進

ラウリル硫酸ナトリウムは皮脂を溶かすため、経皮吸収率が高まります。

ある実験では、ラウリル硫酸ナトリウムによって経皮吸収が最大5.9倍になることが確認されています。

 

参考:1

 

 

起泡と洗浄

起泡はシャンプーや石鹸にあるような泡を作り出す作用です。

洗浄はシャンプーや石鹸にあるような汚れを落とす作用です。

育毛剤に入っているような低濃度だと、この二つの作用はほとんど起きません。

 

安全性

ラウリル硫酸ナトリウムの刺激とアレルギー性

  • 刺激性あり
  • アレルギー性は情報なし

ラウリル硫酸ナトリウムは多くの実験において、強い刺激性が確認されています。

ただ、刺激が確認できるボーダーラインは0.25%ということが報告されているため、低濃度であれば問題ないとの見方もあります。

参考:1

 

 

過去に発がん性があるとの話が出ていましたが、厚生省によって否定されています。

発がん性はないでしょう。

 

ラウリル硫酸ナトリウムとラウレス硫酸ナトリウムの刺激性は大きく違う

それぞれ同じようにパッチテストを行ったところ、ラウリル硫酸ナトリウムの刺激はラウレス硫酸ナトリウムと比べて非常に大きいものでした。

参考:1

 

 

ラウリル硫酸ナトリウムの刺激はアトピーと健常者の間に大差はない?

アトピーと非アトピーを対象に、刺激テストを行ったところ、視覚評価・色彩評価・経表皮水分損失などの全ての評価において大差はありませんでした。

参考:1

 

 

育毛剤に入っている場合は避けるべき?

育毛剤に入っている場合は、洗浄や起泡目的ではないため、かなり低濃度です。

濃度の目安としては、シャンプーや歯磨き粉の場合は10~15%ほどで、育毛剤の場合は0.1~0.5%ほど。

特別刺激に弱い人は避けるべきですが、そうでないなら問題になることは少ないでしょう。

 

まとめ

 

ラウリル硫酸ナトリウムは...

  • 乳化作用がある
  • 経皮吸収促進効果がある
  • 強い刺激がある
  • 低濃度であれば有用
  • シャンプーや歯磨き粉の場合は高濃度なことが多いため、避けた方がいい

 

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