ラウラミンオキシドは育毛剤「フィンジア・ブブカ」などに入っている成分です。
どんな効果があるのか、危険性はないのか、見ていきましょう。
ラウラミンオキシドとは
ラウラミンオキシドはカオチン界面活性剤です。
カオチンは陽イオンのことで、陽イオンとは+の静電気を帯びた原子や分子のこと。
水に溶けたときに+の静電気を帯びる界面活性剤なので、カオチン界面活性剤と呼ばれています。
役割+効果
育毛剤における主な役割
- 殺菌
- 柔軟性付与
殺菌
ラウラミンオキシドのようなカオチン界面活性剤は、細菌や微生物のタンパク質や糖類に吸着し、殺菌作用を起こします。
柔軟性付与
カオチン界面活性剤は発生した-の静電気を中和することで、柔軟性を高める効果があります。
シャンプー後など、髪が-の静電気を帯びた際に効果的です。
危険性
ラウラミンオキシドは刺激のある成分です。
ラウラミンオキシドの安全性を調べた研究によると、皮膚に対する実験で、濃度30%では重度の刺激、濃度3.7%でも軽度の刺激が出たようです。
ただし、育毛剤に配合される量は多く見積もっても0.1%以下だと考えられるため、刺激の心配をする必要はありません。
まとめ
以上、『ラウラミンオキシドの効果と危険性|育毛剤の成分解析』でした。
刺激が強い成分ですが、育毛剤に入っている量は成分表示順や必要性から見るに、かなーり低濃度なので問題ないかと思います。
では、まとめです。
ラウラミンオキシドは...
- 水に溶けたときに+の静電気を帯びる界面活性剤。
- 殺菌・柔軟性付与作用がある。
- 刺激の強い成分。
- 育毛剤においては配合量が少ないため、危険性なし。
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