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へアマックスが効く仕組み|生える原理を解説!

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へアマックスは低出力レーザー(LLLT)によって毛包を刺激し、発毛を促すものですが、実は、低出力レーザーが髪の成長を促進するメカニズム(原理)は解明されていません。

ですが、ここ最近は研究が進み、徐々に明らかになりつつあります。

ここでメカニズムの全てを説明することはできませんが、参考までに「現在分かっているメカニズム」をまとめておきます。

 

ミトコンドリアが活性化する

ミトコンドリアは真核細胞にある器官です。人間の細胞も真核細胞ですので、当然ミトコンドリアが存在しています。

まず、細胞に低出力レーザー(LLLT)を照射するとミトコンドリアが活性化し、様々な物質の産生が増加します。(1)

そして、それらの物質が細胞の活性化に役立っているのではないかと推測されており、たとえば、

  • アデノシンが増える
  • 転写因子(NF-κB)が増える (2)

といった作用が確認されております。

アデノシンといえば、2017年に日本皮膚科学会で発毛促進効果が認められた物質であるため、「アデノシンが増える作用」は低出力レーザーの発毛効果のメカニズムの一つといえるでしょう。

アデノシンの効果については、こちらの記事でまとめております。

 

一方、転写因子(NF-κB)というのは、細胞増殖に関わっているタンパク質です。簡単にいうと「増えれば細胞増殖も増え、減れば細胞増殖も減る」といった関係性があります。

つまり低出力レーザーは、「細胞増殖を促進する効果」も持っていると考えられるのです。「細胞増殖を促進する」と聞いてどんなことに応用できると思いますか?第一に思いつくのが、「傷の治療」ではないでしょうか。だとすれば大正解。傷の治りを早めるために医療の現場で採用されていたりもしています。

そして、発毛効果に関わっている可能性も大。なぜなら髪の成長には活発な細胞増殖が必要だから。

頭皮に低出力レーザーを当てることで、「細胞増殖を促進する効果が発揮され、髪を作るための細胞増殖が活発になり、発毛効果をもたらす」というわけです。

 

細胞の呼吸を活発にする

さらに詳しくいうと、先ほどのアデノシンおよび転写因子の増加のメカニズムとして、「LLLTによる分子の光解離によって細胞の呼吸が活発化するのでは?」と考えられています。

光解離は「光によって分子や原子が引き離される現象」で、細胞の呼吸は「酸素などによってエネルギーを発生させること」です。

光解離から細胞呼吸の活発化までの流れをシンプルにいうと、

  1. 一酸化窒素がシトクロムcオキシダーゼと結合し、細胞呼吸を阻害している (3)
  2. LLLTによる光解離によって、「一酸化窒素とシトクロムcオキシダーゼが引き離される」 (3)
  3.  → 細胞呼吸が活発化

といった感じ。

そして、この「細胞呼吸の活発化がアデノシンと転写因子の増加につながっている」わけです。

 

血管を拡張する

また、LLLTには「血管を拡張する作用」も確認されていまして(4)、これも光解離によって引き起こされているのではと考えられております。

というのも、一酸化窒素は血管を拡張する作用があり、

  • 光解離によって一酸化窒素が増加することで拡張するのでは?

と推測できるわけです。

 

活性酸素の増加

その他にも、LLLTは活性酸素の増加をもたらすことも分かっています。

活性酸素も細胞増殖を活発にする物質ですので、LLLTのあらゆる効果に関わっていると推測されています。

 

まとめ

以上、「へアマックスが効く仕組み|生える原理を解説!」でした。

まとめると、

  • へアマックスの効果は光解離によって始まる
  • 光解離によって、アデノシン・転写因子・活性酸素などが増加する
  • 細胞増殖の活発化や血管の拡張が起きる
  • それらが組み合わさって発毛効果をもたらす

といった感じ。

まだ不明な点は多いですが、なんとなくのメカニズムは掴めたんじゃないでしょうか。

論文を見ていったところ「積極的に研究されている」感が感じられますので、あと数年もあればちゃんと解明される気がします。

 

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