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グリセリンの育毛における効果と危険性|育毛剤の成分解析

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グリセリンは多くの化粧品に配合されている成分です。

育毛剤にも入っていることが多く、フィンジア・チャップアップ・イクオスなどに配合されています。

グリセリンとは何なのか、どのような効果があるのか、危険性はないのか、見ていきましょう。

 

グリセリンとは

 

アルコールの一種で、無色透明のシロップ状の液体です。

化粧品や育毛剤には主に保湿剤として配合されます。

ちなみに、グリセリンでもいいのですが、現在は「グリセロール」が正式な呼び方です。

 

体内にも存在する成分で...例えば、脂肪はグリセリンと脂肪酸の化合物ですし、糖やアルコールから体内で生成されたりもします。

発見されたのが1779年と、かなり古くから知られている成分で、その安全性の高さから非常に多様な用途があります。アメリカではなんと2000種以上あるとか。

 

効果

育毛にかかわるもの

  • 保湿
  • 肌バリアの回復促進

グリセリンの主な効果は保湿

グリセリンの主な効果は保湿です。

グリセリンの使用で皮膚の水分量が増加することは、数多くの研究で確認されています。

現在もっとも信頼できる保湿成分のひとつです。

 

グリセリンは肌バリアの回復促進作用をもつ

グリセリンは肌に存在している天然の保湿成分の代用として働き、肌の機能を補助することで肌バリアの回復を促進します。

ドイツの「カールスルーエ市立病院」が行った実験で、肌バリアが破壊された皮膚に対して、グリセリン配合水溶液を付けたところ、付けていない部位に比べて肌バリアの修復速度が速かったという結果が出ています。

 

グリセリンは抗炎症作用をもつ?

まだ研究例が少ないため、断定はできませんが、グリセリンは抗炎症作用ももっているようです。

ハンガリーの「MTA-SZTE Dermatological Research Group」という研究グループが行った実験で、炎症を起こした表皮角化細胞(皮膚の表面の細胞)において、グリセリンが抗炎症効果を発揮することが確認されています。

 

危険性

毒性・刺激性・アレルギー性はほぼなし

グリセリンは毒性・刺激性・アレルギー性、いずれもないとされています。

ただ、化粧品成分の研究機関である「Cosmetic Ingredient Review」の安全性評価によると、ごくまれに刺激やアレルギーが出るようです。

グリセリンは非常に多くの製品に含まれているので、製品を変えても肌荒れや湿疹が起きる場合はグリセリンを疑ってみることも必要ですね。

 

まとめ

以上、『グリセリンの育毛における効果と危険性|育毛剤の成分解析』でした。

保湿力に優れており、安全性も高い、優秀な成分ですね。

育毛作用はないですが、頭皮の状態を整えたりと、プラスには働いてくれそうです。

 

では、まとめです。

グリセリンは...

  • アルコールの一種で、無色透明のシロップ状の液体。
  • 体内にも存在する。
  • 保湿、肌バリアの回復促進の効果がある。
  • 毒性・刺激性・アレルギー性はほぼなく、安全。

+ 参考文献

研究論文

  • A double-blind study comparing the effect of glycerin and urea on dry, eczematous skin in atopic patients.
  • Emollients and moisturizers for eczema: abridged Cochrane systematic review including GRADE assessments.
  • Effects of glycerol on human skin damaged by acute sodium lauryl sulphate treatment.
  • Glycerol accelerates recovery of barrier function in vivo.
  • Placebo-controlled, double-blind, randomized, prospective study of a glycerol-based emollient on eczematous skin in atopic dermatitis: biophysical and clinical evaluation.
  • Anti-irritant and anti-inflammatory effects of glycerol and xylitol in sodium lauryl sulphate-induced acute irritation.
  • Instrumental and dermatologist evaluation of the effect of glycerine and urea on dry skin in atopic dermatitis.
  • Glycerol and the skin: holistic approach to its origin and functions.
  • Comparison of the effect of glycerol and triamcinolone acetonide on cumulative skin irritation in a randomized trial.
  • The influence of a cream containing 20% glycerin and its vehicle on skin barrier properties.
  • Beyond the physico-chemical barrier: Glycerol and xylitol markedly yet differentially alter gene expression profiles and modify signalling pathways in human epidermal keratinocytes.

安全性評価

  • Safety Assessment of Glycerin as Used in Cosmetics

 

 

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