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ビワ葉エキスの育毛効果と副作用|育毛剤の成分解析

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ビワ葉エキスとは

ビワの葉から有効成分を抽出した濃い液体です。

ビワは食用として広く認識されていますが、生薬としても古くから利用されています。

生薬としては、葉を「琵琶葉」、種子を「琵琶核」と呼びます。

 

育毛効果

ビワ葉エキスの信用度は微妙

先に言っておきますが、ビワ葉エキスにある育毛効果の信用度は微妙な感じです。

 

まず、ビワ葉エキスの育毛効果は丸善製薬によって発見されたことが、フレグランスジャーナルという学術雑誌に掲載されています。

丸善製薬といえばセンブリエキスの含有成分「アロマゲンチン・アロマスウェリン」に育毛効果があることを発見した製薬会社です。

 

センブリエキスは臨床試験においても育毛効果が確認されており、育毛成分として様々な育毛剤に配合されていたりと、なかなか信用できるものです。

市販の育毛剤に効果が出るほどの量が配合されているのかという問題はありますが...。

 

つまり、丸善製薬には過去に効果のある育毛成分を発見しているという実績があるので、ビワ葉エキスの育毛効果も信用していいんじゃないかと、個人的には思います。

ただしビワ葉エキス自体の臨床試験は行われておらず、試験管実験のみで確認されています。

育毛効果があるという科学的根拠があるとは言えません

 

ということで、単体で見たときの信用度は微妙となってしまいます。

信用度をパーセンテージにするなら、70%ぐらいですかね。

 

あるとされている育毛作用

信用度が微妙といいましたが、あるとされている効果についてご紹介しておきます。

ビワ葉エキスの作用

  • 成長期毛への移行促進
  • 退行期毛への移行抑制
  • テストステロン5αリダクターゼ活性阻害
  • 血行促進
  • 成長期毛包への移行促進

活動をやめている休止期毛包を活性化させて、活動する成長期毛包へと移行するのを助けます。

  • 退行期毛包への移行抑制

成長期毛包が退行期毛包へと移行するのを抑え、脱毛を防ぎます。

  • テストステロン5αリダクターゼ活性阻害

AGAの原因であるジヒドロテストステロンの生成を抑えます。

  • 血行促進

血行が促進されると毛への栄養供給が増加し、成長の助けになります。

 

 

 

その他の効果

ビワ葉エキスのその他の効果

  • 抗炎症
  • 抗酸化
  • 抗腫瘍

ビワ葉エキスは育毛効果以外にもさまざまな効果があります。

主なものとしては、抗炎症作用、抗酸化作用、抗腫瘍作用の三つ。

 

炎症は脱毛の要因なので、「抗炎症」は育毛効果に加えてもいいかもしれませんね。

酸化は肌荒れや老化の要因なので、「抗酸化」は頭皮環境を良くするのに役立ちます。具体的には、過酸化脂質の発生を防ぎます。

育毛とはあまり関係ありませんが、「抗腫瘍」は悪性腫瘍、つまり癌を抑制してくれます。

 

 

副作用

副作用は今のところ確認されていません。

ただ、これは安全だということではなく、単に安全性のデータがないということです。

長い間広く利用されているため、毒性や刺激はないでしょうが、植物エキスなのでアレルギーがでることは十分に考えられます。

 

まとめ

 

以上『ビワ葉エキスの育毛効果と副作用|育毛剤の成分解析』でした。

生薬として使われているだけに、有用な成分であることは間違いなさそうですが、育毛効果に関しては微妙ということになりました。

センブリエキスに比べても信用できる情報が少なく、育毛効果を持つ植物エキスとしてはセンブリエキスに劣る印象ですね。

とはいえ、臨床試験で絶大な効果が判明することもありえるので注目はしておくべきでしょうか。

まあ今のところ育毛に取り組む上では、それほど重要視しなくてもいいんじゃないかと思います。

 

では、まとめです。

ビワ葉エキスは...

  • 臨床試験で確認されていないため、育毛効果の信用度は微妙。
  • 試験管実験では成長期毛への移行促進、退行期毛への移行抑制、テストステロン5αリダクターゼ活性阻害、血行促進の作用が確認されている。
  • 抗炎症、抗酸化、抗腫瘍の作用もある。
  • いまのところ副作用は確認されていないが、安全性が確立しているわけではない。

 

+ 参考文献(クリックで開く)

参考文献

フレグランスジャーナル35巻1号p124-125

参考論文

  • The Potential of Triterpenoids from Loquat Leaves (Eriobotrya japonica) for Prevention and Treatment of Skin Disorder.
  • Anti-inflammatory and antioxidant properties of Eriobotrya japonica leaves extracts.
  • Antioxidant flavonoids and chlorogenic acid from the leaves of Eriobotrya japonica.
  • Evaluation of the antimutagenic, antigenotoxic, and antioxidant activities of Eriobotrya japonica leaves.
  • Loquat (Eriobotrya japonica) leaf extract inhibits the growth of MDA-MB-231 tumors in nude mouse xenografts and invasion of MDA-MB-231 cells.
  • A structure-activity relationship study on antiosteoclastogenesis effect of triterpenoids from the leaves of loquat (Eriobotrya japonica).
  • Anti-inflammatory and antinociceptive properties of the leaves of Eriobotrya japonica.
  • Anti-inflammatory effect of triterpenoic Acids of Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl. Leaf on rat model of chronic bronchitis.
  • Effect of triterpene acids of Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl. leaf on inflammatory cytokine and mediator induction from alveolar macrophages of chronic bronchitic rats.
  • Anti-inflammatory and antitumor-promoting effects of the triterpene acids from the leaves of Eriobotrya japonica.
  • Anti-oxidative effect of triterpene acids of Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl. leaf in chronic bronchitis rats.
  • Antitumor activity of compounds isolated from leaves of Eriobotrya japonica.

 

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