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キャピキシルの効果|研究資料から事実だけを見ていこう

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キャピキシルはフィンジアやボストンスカルプエッセンスに入っている成分です。

キャピキシルについては様々な情報や意見がありますね。

「効果はミノキシジルより上!」といったものもあれば、「効果は全くない」という180度違う意見も。

こうした個人の意見が入り混じった情報をみて、混乱している人もいるんじゃないでしょうか。

ここでは正式な研究資料(こちら|pdf)をもとにキャピキシルの効果を見ていきます。

先入観なしに、事実だけをみていきましょう。

 

キャピキシルとは

キャピキシルはLUCAS MEYER COSMETICS(ルーカスマイヤーコスメティックス)社が開発した製品。

ミノキシジルのような単体成分ではなく、複数の成分「レッドクローバー抽出物・アセチルテトラぺプチド-3」を組み合わせたものです。

キャピキシルを育毛剤に配合した場合、上記二つの成分名で表記されます。

 

ちなみに、LUCAS MEYER COSMETICS社はIFF(インターナショナルフレーバーズフレグランス)の子会社。

IFFは日本にも拠点をもっており、アイ・エフ・エフ日本株式会社という企業名で活動しています。

 

効果

信用度の高い効果(臨床研究で確認)

休止期毛を成長期毛へ移行させる

キャピキシルは臨床研究の結果、休止期毛を成長期毛へと移行させる効果が確認できたようです。

臨床研究は人を対象に実用的な効果を見る研究なので、臨床研究で確認できたということはかなり信用度は高いです。

 

研究内容

 

30人の被験者がキャピキシル5%製剤を4か月使用したところ、成長期毛の成長期毛に対する割合が46%増加した。

単体でみると、成長期毛は13%増加し、休止期毛は29%減少した。

 

信用度そこそこの効果(試験管実験で確認)

ここからは試験管や培養器で確認されたもので、実際に使用した際にも効果があるとは限りません。

見出しにもある通り、信用度はそこそこでしょう。

 

毛髪成長速度を上げる

キャピキシルに含まれるアセチルテトラペプチド-3を使用した実験で、毛髪成長速度を上げる効果が確認できたようです。

研究内容

 

成長期毛包を頭皮から採取して培養された毛包にアセチルテトラペプチド-3を加えた。

8日後、何もしていない毛包と比べて35%高い毛髪成長率を示した。

 

ミノキシジルよりも強力に毛包を活性化する

アセチルテトラペプチド-3とミノキシジルを比較したところ、ミノキシジルよりもアセチルテトラペプチド-3の方が強力な毛包活性化作用があったようです。

 

研究内容

 

成長期毛包を頭皮から採取して培養された毛包を複数用意し、アセチルテトラペプチド-3を加えたもの、ミノキシジルを加えたもの、何も加えないものを培養した。

7日後、何も加えていないものより、アセチルテトラペプチド-3は156%、ミノキシジルは52%、毛包が長かった。

 

5αリダクターゼの働きを抑制する

キャピキシルに含まれるレッドクローバー抽出物の構成成分であるビオカニンAに、5αリダクターゼの働きを抑制する効果が確認できたようです。

 

研究内容

 

無傷細胞にビオカニンAを加えたものと、EGCGを加えたものを1時間培養し、テストステロンを加える。

さらに3時間培養したあと、放射性ステロイドを抽出し、薄層クロマトグラフィーでテストステロンとDHTの量を計測した。

結果、ビオカニンAは64-93%、EGCGは5-11%の抑制効果があった。

ここだけ研究の説明が段違いに専門的かつ端折られていて、最低限の理解すらできませんでした。

研究者ならわかるんでしょうが...。

ただ、放射性ステロイドはクロマトグラフィーで分離しやすいので、ちゃんとした計測だとは思います。

 

脱毛につながる炎症を抑制する

キャピキシルは炎症因子「IL-8」を減少させる作用があることが確認できたようです。

また、レッドクローバー抽出物単体よりもキャピキシルの方が高い効果を示しました。

この作用により、脱毛につながる炎症を抑える効果が期待できます。

 

研究内容

 

繊維芽細胞にインターロイキンを加え、炎症を誘発する。

そこにレッドクローバー抽出物(0.5・1%)を加えたものと、キャピキシル(0.5・1%)を加えたもの、デキサメタゾン1μmを加えたもの、を24時間培養した。

結果、キャピキシルが33%・48%、レッドクローバー抽出物が11%・20%、デキサメタゾン1μmが17%、IL-8を抑制した。

 

 

副作用

副作用は特に確認されていません。

 

まとめ

以上、『キャピキシルの効果|研究資料から事実だけを見ていこう』でした。

いやはや、お疲れ様です。漢字・カタカナ・数字が多いと疲れますよね。

 

さて、キャピキシルは胡散臭い成分というイメージでしたが、胡散臭いものだったでしょうか。

僕自身も「うさんくせー」と思っていたのですが、ちゃんと資料をみるとそんなことは微塵も感じませんでした。

やっぱり根っこの方の情報を見るべきですね。

 

では、まとめです。

キャピキシルは...

 

  • 休止期毛を成長期毛へ移行させる
  • おそらく毛髪成長速度を上げる
  • おそらくミノキシジルよりも強力に毛包を活性化する
  • おそらく5αリダクターゼの働きを抑制する
  • おそらく脱毛につながる炎症を抑制する

 

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