「育毛剤を使っているのに全く毛が増えない!!」
育毛に取り組みだした人の多くが経験することですが、実は大抵同じような失敗によって毛が増えないのです。
今回は、育毛初心者がやってしまいがちな3つの失敗パターンと、それらの対策をあわせてどうぞ。
1:発毛効果のない育毛剤を買ってしまう
一つ目は「薄毛なのに発毛効果のない育毛剤を買ってしまう」パターン。
一般に「育毛」というと「発毛」を含んでいるイメージですが、製品に用いられる場合は含まれていません。
つまり、「発毛」の表記がない育毛剤には基本的に新たな毛を生やす効果は期待できないのです。
例外的に発毛効果をもっている育毛剤もありますが、それを見分けるには毛髪周辺の構造や脱毛症における知識を身に着け、膨大な量の研究論文を分析する必要があります。
でも、普通はそんなことをする時間も余裕もありませんよね。
そこで効果のない育毛剤を買ってしまうことへの対策として、この4つを実践してみてください。
- 育毛剤ランキングを信じない
- 口コミやレビューを信じない
- よく分からない肩書きを信じない
- 科学的根拠のある製品を信じる
これらを意識するだけで失敗する確率がガクンと低くなります。
科学的根拠とは研究で効果が確認されていることです。
ただ、科学的根拠にもランクがありまして、ややこしいところがあります。
ひとまずは「臨床試験」で発毛効果が確認されているかどうかを見ることから始めてみてください。
2:用法用量を勝手に変えてしまう
2つ目は「製品に記載されている用法用量を守らない」パターン。
具体例を挙げると、
- 1日2回はもったいないから1回だけにしよう!
- 昨日使い忘れたから今日は多めに使おう!
- 早く効いてほしいから大量に使おう!
といった感じです。
「いや、そんな勝手なことしないから」と思うかもしれませんが、意外とやってしまうんですよね。
なんとなくで用法用量を変えるのは、大抵損します。
先ほどの具体例でいえば、
- 1は効果が出ないので使ってないのと変わらない。
- 2は効果が大きくならないので無駄づかいになる。
- 3は効くスピードは変わらないので無駄づかいになる。
といった風に。
用法用量は成分内容や臨床試験をもとに決められています。
基本的におとなしく従っておくのが一番コスパの良い使い方なのです。
3:効果が出ないと諦めてしまう
最後、3つ目は「効果が出ないと諦めてしまう」パターン。
人間の身体的構造上、どんな治療法を使おうとも、毛が生えるまでは2、3か月かかります。(植毛は除く)
目に見えて分かる変化なら4ヵ月はかかります。
しかし育毛初心者はそんなこと知らないため、1か月ほどで効果が出ないと諦めてしまうのです。
まあ、知らなければ1か月ほどで効果が出ると思うのが普通ですよね。
目に見えて分かる変化が4か月というのは、今まで見てきた全ての臨床データで共通しており、間違いないことなので最低でも4か月は諦めずに続けてみてください。
まとめ
以上『育毛初心者がやってしまいがちな3つの失敗パターン』でした。
失敗しない方法をまとめると、
- 信じるのは科学的根拠だけ
- 用法用量はきっちり守る
- 育毛に取り組んだら4か月は続ける
となります。
育毛に取り組むなら最低限、上の3つは意識してみてください。
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